換気設備ビッグログ
高性能軸流送風機の両側に消音器を設けています。どの形式のビッグログでも、運転中に周囲で普通に会話ができるほど静かです。
特長
- ・小風量から大風量まで、低圧から高圧まで標準20機種
- 風量は800㎥/min から 3,000㎥/min までを標準とし、圧力は50Hz で400mmAq 、60Hzで 500mmAq を標準としています。送風機を直列に接続して、所定の圧力を出していますので、3台、4台と台数を増やして更に高い圧力を得るユニットを作ることも可能です。用途に応じてご相談下さい。
- ・風量が数値で設定でき、風量一定での運転が可能
- 動翼可変機構とピトー管による風量検出を組合せて、送風機の能力の範囲で自由に風量の設定ができ、風量一定の運転ができます。換気風量を数値で管理できるため、作業に応じた風量を設定でき、押ボタン一つで風量の変更もできます。風量表示はデジタル。外部の信号で風量を変えることも、外部へ風量信号を出すこともできます。
- ・運転中の圧力を数値で表示
- 送風機の運転時圧力が数値で操作盤面に表示されます。風管の長さを延長した時、圧力の変化量が一目でわかると、送風機の運転条件を決めるのに大いに役立ちます。即ち、トンネル長さが終わりに近づいたときに、送風機に無理のかからない風量設定が可能となります。送風機が失速に入る圧力に近くなると、圧力設定器が作動して、送風機が停止するようになっています。
- ・消費電力を大幅削減
- 運転中の風量が表示されるため、作業の内容に応じた風量設定が可能です。更にプログラム設定器により、一定時間を経過すると自動的に所定の風量まで低下させることができます。設定のしかたによって、消費電力を半分近くまで削減できます。換気送風機は常時運転され、その動力が大きいため、大きな経費の削減となります。(プログラム設定器は空気式のみ。)
- ・トンネル坑内に設置可能
- トンネルの換気はできるだけ排気を主とした方式を採るほうが、坑内の環境が良くなります。従来の仮設用送風機は騒音が大きく、坑内への設置が不適切なものが多いため、送気方式が主流となっていました。ビッグログが坑内の換気方式まで変える役割を果たします。
- ・メタンガスにも対応
- 耐圧防爆型モータを直結型にし、可燃性ガスが発生する場所で使用できるビッグログをご提供出来ます。送風機羽根車はアルミ製の為、火花の出ない構造となっています。メタンガスが湧き出す可能性のある、シールド工法に排気方式を採用した工事に最適です。エアーカーテンによるエアーシールと併用してお使い下さい。
- ・手動式可変型も
- ビッグログの側方に設けてある手動ハンドルを回すと動翼の角度が変わり、運転中に風量の変更ができます。風量%の指示と運転中の圧力から、風量の推定ができます。風量の変更を頻繁に行わない用途に適しています。例えば、可燃性ガスの湧出のないシールド工法の換気用、排気方式における、切羽への局所送気用などに適しています。手動式で運転中の風量表示付もあります。(ピトー管は手動洗浄)
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